許すな、無責任発言!!!辺野古移設で騒音はほとんどない。中嶋浩一郎沖縄防衛局長が発言(12月4日付琉球新報より)
12月3日に那覇市内で開催された「沖縄の基地負担を考える議員有志の会」で、中嶋浩一沖縄防衛局長は、普天間飛行場の辺野古移設に関し、騒音はほとんどない、と発言していたことが、12月4日付琉球新報で明らかにされた。
辺野古新基地建設に関する代執行訴訟で、国は普天間飛行場について「普天間飛行場周辺には、幼小中高大等の学校施設、41,600世帯の住宅、70施設超の医療施設等が密集す、復帰後の事故数は105回(年平均2.4回)。普天間飛行場航空機の訓練飛行経路は市街地上空であり、周辺住民等は航空機事故の危険性や騒音等の被害にさらされる事態が常態化している。万一、航空機事故が発生すれば周辺住民等の生命・身体に甚大な被害を及ぼす危険性が高く、その危険は具体的なものとして現に存在する。」と主張する。
その普天間飛行場の移設先の辺野古周辺について、騒音を受ける範囲はほとんどないと発言したのだ。
すでにオスプレイが飛び交う高江では夜間爆音により睡眠妨害を訴える住民が増加している。
このような国家官僚の嘘を私たちは許してはならない。
(12月4日付琉球新報より転載) 「沖縄の基地負担を考える議員有志の会」で、中嶋浩一郎沖縄防衛局長が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について説明し、辺野古周辺に騒音を受ける範囲は「ほとんどない」と主張した。名護市や国の環境影響評価などによると、移設後の辺野古区周辺の騒音は現在より増加することが明らかになっている。 名護市がまとめた辺野古区での2014年度平均のW値(うるささ指数)は55.8で、国の環境影響評価書では移設後に同区で予想されるW値は67.2だった。評価書の値は国が防音工事が必要と認めた基準値75を下回るが、移設で騒音は現在より11.4増える。 |