「まるで植民地」2月9日第三次嘉手納基地爆音差止訴訟 対米訴訟判決
2月9日第三次嘉手納基地爆音差止訴訟の対米訴訟の判決が言い渡されたが、私は法廷の中で判決の時を迎えた。
開廷前の報道陣による2分間の事前撮影の後、裁判官の判決文の詠み上げが始まる。「主文、原告の訴えを却下する。訴訟費用は原告の負担とする。理由は省略します。」その間、わずか1分程度。3名の裁断官は退廷した。
あっけにとられる傍聴席。えぇぇぇ・・・・!理由も示さない裁判ってあるの?
判決後の報告集会で、その中身がいかに不快なもであるかが判明する。
国が同意して受け入れた外国軍隊の主権行為については、裁判権が免除されるという国際慣習法があり、米軍機の運航は米国の主権行為だから裁判権は免除されている。だから訴えは裁判権がないから認めらない、だから、訴状も米国には送らなかったというのだ。
「不当判決」 「まるで植民地」 「訴状送達すら行わず」
さらに言えば、司法の責任放棄、司法は死んだ?、ということだ。
判決後の記者会見では判決の不当性について厳しく糾弾した。(抗議声明参照)




声明 第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団長・弁護団長 |