オスプレイに関する沖縄県内首長アンケート(沖縄タイムス社)より(県内市町村被害状況あり)
今日付沖縄タイムスに、同社が実施した、沖縄県内全市町村首長に対するオスプレイの安全性等に関するアンケート結果が掲載された。同紙によれば、41市町村長のうり39人が「不安は払拭されていない」と回答したという。
オスプレイ配備半年 首長ら依然懸念(沖縄タイムス)〜・・オスプレイの安全性について、県内の全41市町村長のうち39人が「不安は払拭(ふっしょく)されていない」と考えていることが沖縄タイムス社のアンケートで分かった。残り2人は回答を留保し、「払拭された」を選んだ人はいなかった。普天間への配備から1日で半年を迎える。沖縄では連日オスプレイの訓練が繰り広げられているが、首長らは依然として飛行への懸念を抱いている実情が鮮明になった。・・〜
オスプレイ半年:23市町村上空で飛行(同)〜・・沖縄タイムスや県が確認したオスプレイの飛行は、沖縄本島21市町村と伊江村、渡名喜村の計23市町村の上空で目撃されている。日数では6カ月間(182日)のうち102日を数えた。平日に限ると、4日のうち3日は県内各地をオスプレイが飛行している。・・〜
基地騒音苦情が過去最多 宜野湾(同)〜・・オスプレイは昨年10月に配備され、13年3月までの半年で苦情件数は全体の15%にのぼった。「低空で飛行して自宅が揺れるくらい」(真栄原の女性)、「オスプレイは重低音なので心臓まで響く。健康への影響が心配」(宇地泊の女性)などの訴えがあった。浦添市民からの苦情もあり、広範囲で騒音の影響が出ているとみられる。2月26日には滑走路南側の上大謝名公民館で、配備後最大値となる102デシベル=電車通過時の線路わきに相当=の騒音を計測。昨年11月にも同公民館で101・3デシベルを記録するなど、周辺地域は「長時間さらされると難聴になるレベル」の騒音にさらされている。・・〜
以下は同記事からの抜粋(各市町村首長の声)である。
・・、「強行配備し、ルールが守られていない現状では(不安は)払拭されていない」(伊集・・東村長)・・「傍若無人に飛び回り、いつ墜落するか分からない」(稲嶺・・名護市長)「頭上を近距離で飛ぶことが問題で、安全性を語る状況にない」(與那嶺・・今帰仁村長)・・・。佐喜真・・宜野湾市長は「そもそも市街地に囲まれた普天間での運用は安全性の面で無理」・・。「沖縄のような狭い地域で訓練を行うこと自体に問題がある」(當山・・嘉手納町長)、「機体の安全性ではなく、普天間が危険だ」(松本・・浦添市長)・・・。 |
県内市町村では独自の爆音調査・飛行経路調査等が実施されている。今後は調査結果をHMやブログで公表し、沖縄の現状を知らしめる必要がある。日本国内だけでなく、全世界へ発信するのである。
日米両政府の現在の姿勢を変えるために、国際世論に訴えることも必要だ。
県内市町村は早急に取り組みを!!!