11月7日午後5時から開催された“米軍普天間飛行場の嘉手納統合案に反対する町民大会”に参加しました。会場には時間前から多くの町民が集まり、主催者発表で2万2千人余(町人口約1万3千人)が大会に参加しました。宮城篤実町長は主催者あいさつの中で、これまで日本政府との間でなされた爆音等の基地被害対策に関する約束がことごとく反故にされてきた現状において、来週末に私に会いにくるという岡田外相がどんな条件提示をしようと統合案は拒否すると明言しました。そして、基地被害対策の実施が結局は米軍の判断に委ねられている現状では、折角米軍機演習が他基地に移転されても、空いた時間に他基地の演習が組み込まれてきたのであり、結局、爆音被害の実態は悪化してきた。その現状についてはこれから数値を示して明らかにしていくと述べました。町長の力強い宣言に参加者は大きな拍手を送りました。そして、町内各団体による統合案に反対する意見、激励等があり、スローガン採択の後、がんばろう三唱をして大会を終了しました。大会後は、参加者が町内をデモ行進して、統合案に反対する町民の強い意思を示しました。
大会実行委員会では、当初1千名規模の大会を目差しましたが、思った以上に町民の関心が高く、目標の2倍以上の町民が参加しました。その背景には、先の衆議院議員選挙で県外、国外移転を約束して政権を取った民主党が、ほんの2,3ヶ月の間に方向転換しようとしている現実に強い危機感を抱いている現実があります。大会であいさつ、意見、激励をしたすべての弁士がこの危機感を抱いていると述べています。
この大会が契機となって、明日の県民大会にも大きくの県民が結集し、日米両政府を動かす大きなうねりとなることを願っています。
以下は大会のスナップ写真です。大会の熱気が伝えられればと思います。
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