生活保護を受給するための手続きは次のとおりです。
(1) 生活保護の申請
①必要な書類等 :生活保護受給申請書、資産申告書、収入申告書、同意書等
②申請する人 :本人、家族等
③手続きをする場所:住んでいる市役所・町村役場を経由して県に送付され受給の可否が
決定(まず、住んでいる役場等へご相談ください。)
(2) 受給の要件
①資産の活用:預貯金、生命保険、土地、家屋、自動車、貴金属など活用できる資産は生
活のために活用することが必要です。
②能力の活用:世帯員のうち働く能力のある方については、その能力を活用することが必
要です。
③扶養義務者の援助:扶養義務者(親、子ども、兄弟姉妹など)からの援助を受けられると
きは、それを優先します。
④他の制度の活用:生活保護以外の制度(社会保険、雇用保険、各種年金、恩給等)で活
用できるものがあるときはそれを優先します。
(3)申請後の手続き
申請後には担当者(ケースワーカー)が家庭訪問などの方法により調査に伺います。
(4)受給開始後の手続き
生活保護の受給開始後は、収入・支出等その他の生活状況に変化があったときは報
告する義務が発生します。また、役所からの指導や指示を守ることが必要です。これを怠
ると生活保護が受給できなくなることがあります。
なお、上記の記載は一般的な事項についての記載ですので、詳細については、お住まいの
役場等へお問い合わせください。