一般的な内容について記載した例を以下に紹介しました。実際の場面で支払い方法や登記手続等についての記載がなされることが多いかと思われます。時には支払いが滞った場合の遅延条項が記載されることもあります。
契約書にはお互いが合意した内容を記載するわけですから、不必要に条項を増やす必要もありませんが、合意した内容は疑義が生じないように文言を吟味して記載する必要があります。
土地売買契約書(例)
売主○○○○(以下「甲」という。)及び買主○○○○(以下「乙」という。)は,次のとおり土地の売買契約を締結した。
1 甲は,その所有に係る後記記載の不動産を以下の代金をもって乙に売り渡した。
不動産1につき金○○万円
不動産2につき金○○万円
2 本売買による所有権移転の登記手続は,平成○○年○○月○○日までに完了することとし,売買代 金は,登記の完了後,直ちに支払うこと。なお,登記手続費用は乙の負担とする。
3 売渡不動産について,将来乙の迷惑となるべき事項が発生したときは,すべて甲の責任において処理し,乙には一切迷惑をおよぼさないこと。
本契約を証するため,この証書2通を作成して当事者において署名捺印し,各自その1通を保存するものとする。
平成○○年○○月○○日
住 所
(甲)売主 氏 名 印
住 所
(乙)売主 氏 名 印
不動産の表示
1 所 在 ○○○○
地 番 ○○番
地 目 ○○
地 積 ○○○○平方メートル
2 所 在 ○○○○
地 番 ○○番
地 目 ○○
地 積 ○○○○平方メートル