鳩山首相の来沖後の発言が、日増しに沖縄に対して厳しくなっている。沖縄の民意よりは抑止力。徳之島案がほとんど実現不可能となった今、普天間飛行場は動かないのか。岡田外相が脅し文句のように、再三言っていたことが現実のものになろうとしている。最悪のシナリオである。
ここで沖縄は何をすべきか。民意を訴え続ける以外に道はない。まずは、
5月16日に実施される、「普天間基地をかえせ!人間の輪で普天間基地を包囲する県民大行動(略称:普天間基地包囲行動」の成功である。実行委員会では、実行委員長には伊波洋一宜野湾市長をはじめとして、中部10市町村の首長に共同代表就任を要請していると、のこと。多くの県民が参加し、更なる民意を示さなければならない。
ちなみに、 2005年5月15日に実施された「普天間基地包囲行動集会」には、当時の民主党岡田克也代表も参加し、普天間基地の沖縄県外への早期移転を実現するよう訴えた。 何があってここまで変われるのか。岡田外相に問いたい。