昨日、鳩山政権の現職閣僚で消費者・少子化担当の福島大臣が来沖した。福島大臣は普天間飛行場の移設先を辺野古沿岸部にすることには断固反対することを表明した。心強い限りであるが、鳩山首相は、いざとなれば福島大臣を罷免することができる。「最後まで理解していただけるように丁寧に説明する。」と、うつろな表情で述べる鳩山首相にはその決意が見えるような気がする。
報道によれば、移設容認派の動きが活発になっているとのこと。またしても地域が分断されるとの指摘もある。今年9月の名護市議会議員選挙に注目が集まっているという。
政府の施策に対して、地域の賛成者が多数になるまで、同じ問題で選挙しつづけなければならないのだろうか。この現実は民主的なのか。権力を持つものが、権力を持たないものに対して、都合のいい結果を出すまで攻め続けることが許されるのか。
先の衆議院選挙、名護市長選挙で民意は示されたはずなである。来る9月の名護市議会議員選挙がまたも民意を問う選挙となるのか。否である。
民意による政治といいながら政権を取った鳩山政権がまさに民意を否定しようとしている現実。地域住民の同意がなければ基地は移転させないと言っていて米国政府も、また、同じこと。
沖縄は根負けしないように、民意を、声を発信しつづけることにする!!!