今日8日の夕方に行われた記者会見で、普天間飛行場移設先問題については、先の日米共同声明の内容を踏襲すると述べながらも、沖縄の了解が得られていないことについては認識しており、8月までに工程表を作成するという約束は、約束されたから、必ずしもこれに拘束されるということではなく、(基地負担軽減を含めた)沖縄の理解を得るための努力と、行程表の策定を同時に進めていくと述べた。
先の日米共同声明では、「代替施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討を速やかに(いかなる場合でも10年8月)完了させ」るとしている。
沖縄の民意が辺野古受入れに傾く可能性は極めて低い。
検討と沖縄の同意を得る努力を同時に進めるようだが、これが成就する可能性は極めて低い。単なる選挙対策のための内閣とならないか、危惧する。