沖縄慰霊の日(6月23日)特集
慰霊の日は、去る大戦において失われた多くの御霊を慰めるために、昭和49年10月21日に、沖縄県が制定しました。(沖縄県慰霊の日を定める条例はこちらをクリック)
唯一の地上戦を経験した沖縄の中でも、平和公園のある南部地域は特に戦火が酷く、戦後は平和への想いをこめた記念碑や慰霊塔が建てられました。その中でも、平和の礎(いしじ)は、終戦50周年を記念して造られたもので、戦火で亡くなった24万人余の人々の名前が、国籍に関係なく刻まれています。亡くなった方の名前の刻銘は現在も続けられており、今年もうるま市内の事業所で行われています。(刻銘の新聞報道はこちらをクリック)
6月23日の沖縄全戦没者追悼式は官新首相が参列する予定になっています。菅首相は、普天間基地移設問題について、沖縄の、長年の過重な負担に対する感謝の念を深めることから始めたい、と述べながらも先の日米共同声明を踏襲することを示し、沖縄の民意に応えようとはしていません。沖縄全戦没者追悼式で、菅首相が沖縄に対して、何を伝えるのか、沖縄全体が注目しています。
映像で振り返る沖縄戦:◆アメリカ軍が撮影した貴重なフィルムによる沖縄戦の様子や南部戦跡の様子等も見ることができます。(こちらをクリック)
沖縄の米軍基地(HM内記事)