夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。今日の試合でベスト8の残り4強が決まった。今日、ベスト8に名乗りをあげたのは、嘉手納、宜野座、八重山、興南、先週すでにベスト8を決めた、沖縄水産、中部商業、南風原、糸満の8強は、明日、ベスト4かけて戦います。
結果は次のとおり
〈北谷球場第1試合〉 〈第2試合〉 浦添商|000 200 000|2 宜野座|100 001 000|2
〈沖縄セルラー球場第1試合〉 〈第2試合〉 |
今日は、北谷球場で行われた嘉手納対浦添商業戦(第1試合)を観てきました。序盤、嘉手納は再三のチャンスを、バントミスやサインミスなどで潰した。いやなムードの中、4回にはエース池原がソロホームランを打たれ、更に1点を加点された。しかし、5回裏見事な集中打で4点を奪い逆転。7回には6回からリリーフの投手からも1点を奪い、浦添商業を振り切った。
徐々に打線の調子が上向きは始めた嘉手納。今日は下位打線がいい当たりを見せた。上位が打てなければ下位が打つ。どこからでも点が取れる以前の強力打線が戻ってきたようだ。
エース池原は若干ボールが高めにいった感じで、序盤はあまり調子がよくなかった様子。しかし終わってみれば、2失点で完投勝利。調子があまり良くなくてもそれなりに試合を作っていく投球術はさすがです。
池原、山城の完投能力を十分に備えた2枚看板をようする嘉手納高校。ピンチをファインプレーで守り抜く守備力を備え、これに、かつての看板打線が復活すれば鬼に金棒です。
明日7月11日のベスト4をかけた準々決勝でもどんな戦いを見せてくれるか、楽しみです。