夏の甲子園、第92回全国高等学校野球選手権沖縄大会。今日は準決勝。第1試合は沖縄水産対糸満高校、第2試合は八重山高校対興南高校です。
第1試合の沖縄水産対糸満高校は午前11時45分に終了しました。結果は9対0で7回コールドゲーム。糸満高校の良さだけが出た感じの試合でした。今日はラジオ観戦でしたが、序盤から糸満が試合の主導権を握り、最後まで、沖縄水産はペースを掴みきれませんでした。
結果は大差ですが、実力の差は結果ほどではないと思います。これが野球。壺にはまると爆発的な力を発揮します。実力はもちろん、夏は体力も重要ですし、試合での集中力は更に要求されます。力を持ったものどうしの対戦では守りに綻びがであると致命的になることがあります。糸満高校は最後のバッターに対してエース宮國を送り試合を決めました。エースを温存しての勝利。明日の決勝が楽しみです。
残念ながら力を発揮しきれずに破れた沖縄水産高校。しかし、ベスト4まで進んだ実力はかなりのものです。お疲れ様、そして、ここまで楽しませてくれてありがとう。
糸 満 0 4 3 0 0 2 0 9 沖縄水産 0 0 0 0 0 0 0 0 |
第2試合の八重山高校対興南高校の試合も先ほど終わりました。結果は8対0(7回コールド)で興南高校が勝ちました。興南は島袋、八重山は宮良の両エースの先発で始まりましたが、強力興南打線は健在です。序盤は興南の攻撃を堅実な守備で凌いだのですが、今日は島袋が打つ方でも大活躍。スリーランホームランを含む大活躍で8点のうち4点を島袋がたたき出しました。興南は守っても最後の2回は2番手の砂川が八重山を抑え結果は完封勝利。八重山も島袋からヒットを打つものの、要所を抑える島袋のピッチングの前にタイムリーが打てませんでした。放送の解説者の、ランナーが出た後の方が島袋のピッチングは見所があるとの感想は正にそのとおり。
点差は開きましたが、要所での八重山の好守備は光りました。お疲れ様でした。
興 南 0 1 1 0 6 0 0 8 八重山 0 0 0 0 0 0 0 0 |
さて、いよいよ明日は決勝戦です。興南高校対糸満高校。期待しましょう。