今日、8月14日嘉手納町中央公民館で開催された第三次嘉手納基地爆音訴訟原告団準備会嘉手納支部の説明会に参加しました。会場は立見の参加者がでる程の盛況ぶりでした。第二次嘉手納訴訟の原告団のうち嘉手納町在住者が500人程度と少なかったことから考えると今回の訴訟への町民の関心の高さがうかがえます。
基地負担軽減を掲げて政権を取った民主党政権が、普天間基地閉鎖に向けて打ち出したのが嘉手納統合案。このまま黙っていたのでは何をされる分からないという危機感の現れだ。
弁護団長の池宮城紀夫弁護士があいさつでも述べていたように、沖縄を日米安保のゴミ捨て場にするような政府の施策に我慢する必要はない。声をあげなければならない。
鳩山前首相の抑止論の意味は何か。たしかに、沖縄に基地を押しつけて米国軍の傘の下におさまっている日本本土にとっては“百利あって一害なし”だろうが、沖縄にとっては“百害あって一利なし”である。
第三次嘉手納基地爆音訴訟の訴提起は来年3月を予定しているという。
政治の場だけでなく、司法の場においても沖縄の声を訴えていくことになる今回の裁判には多くの住民が参加することが必要だ。