普天飛行場移設先候補地とされる名護市辺野古。その名護市の市議会議員選挙が告示された。県内2紙は候補者へのアンケート結果をまとめた。定数27名に対し、立候補者は37名。普天飛行場の辺野古移設について賛否を問うたところ、両紙とも、条件付き移設賛成が1名、反対が全体の6割、残りは態度保留との結果が出た。
普天間問題に関する政府の姿勢は、この名護市議会議員選挙、11月の知事選挙の結果を待って判断するとしているが、沖縄の民意が変化するとは到底思えない。
もちろん、選挙結果がどうなるのかは予断を許さないが。
しかし、言えることは、政府の姿勢は先の見通しもなく、問題の先送りに過ぎないということ。
選挙結果でも、沖縄は沖縄の民意を示し、発信し続けることが重要だ。