11.28沖縄県知事選挙は、38,626票の差で仲井真氏が再選を果たした。最大の争点だった普天間問題について、選挙後の仲井真知事の発言を追ってみた。
【沖縄タイムス11.30】
県外移設を求めるとした公約について「それで当選した。県内はない。」
「辺野古は何十年もかければできるかもしれないが、ヤマト(本土)を探した方が早い。県内はもうあきらめた方がいい。」
政府から公有水面埋め立て許可を求められた場合には「辺野古案が現実性を持たない以上、やれないものを持ってきても対象にならない。実行不可能に近いものは考えないようにしている。」
政府が仲井真知事との協議に期待を寄せていることについて「極めて遺憾で実行不可能に近いと申し上げている状況で、期待しているのであれば全然話にならない。」
【12.2沖縄タイムス】
12.3の菅首相との会談を前に
「(米軍普天間飛行場移設問題について)しっかり公約に書いてあるので、公約実現にぜひ支援、協力をと伝えたい」と述べ、菅首相との会談で直接「県外移設」を訴える考えを強調した。
仲井真知事は公約を実現すると明言した。仲井真知事の奮闘に期待したい。