明日の党大会を控えての民主党の両議院総会は、だいぶ賑やかなようだ。小沢氏支持派の議員の質問が相次ぎ、菅首相を中心とした執行部はだんだん表情が険しくなっているという。詳細はこちらをクリック産経ニュース
冒頭のあいさつで、菅首相は「1月4日に記者会見をし、国の理念について3つを申し上げた。一つは平成の開国、もう一つは最小不幸社会の実現、一つは不条理の克服。」と述べ、その実現を訴えた。しかし、普天間飛行場移設問題に関わる沖縄の基地問題について言えば、3番目の不条理の克服とは程遠い、不条理の実現に奔走しているとしか思えない。2,3日前に来沖した岡田幹事長は、辺野古移設が実現しない限り、嘉手納以南の基地の返還はおろか、日米地位協定の改定もできないと断言した。これ以上の不条理がどこにあるのか。
両議院総会は現在も進行中のようであるが(17:03)、沖縄の基地問題についても質問が及ぶといいのだが。