昨日の衆議院予算委員会の公聴会で、元首相補佐官の岡本氏は、普天間飛行場の辺野古移設問題について、次のように述べた。(youtube11/02/22 予算委員会公聴会①(公述人質疑) より掲載)
「日米合意に基づいた辺野古移設を強硬しようとすれば、沖縄県内において不測の事態を招きかねない。例え長期間にわたってでも、沖縄の海兵隊全体(たんに普天間基地だけでなく)をコンパクトな形にして、本土に移設するというエレメント(要素)が含まれていない解決策は成り立たないと思っている。日米合意が実現する可能性がますますなくなっている現在、普天間の継続使用が結果として起らざるを得ないわけであり、これもいつまで続くのか、薄氷を踏む思いでの時間との闘いであります。この点については政府が米国と話し合って、日本のこの問題に対する基本姿勢を再検討することが必要であると思っています。」
「辺野古は無理だということではなく、無理になった。14年かけて実現可能であったが、国のトップが県外と言ったのだから、沖縄の政治家がそれでも辺野古と言えば、県民への裏切りとなる。そのため沖縄全体が県外となったのだから、辺野古移設は無理だと言った次第です。」
これを受けて、民主党政権だけでなく、他の政党、官僚は、この問題をどう考えるのか。
あらてめて問いたい。