3月13日(日)午後2時、第3次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団嘉手納支部の結成総会が開催されました。
結成総会では、冒頭で東北関東大震災で被災され亡くなった方々への哀悼の意を表し黙とうを行いました。同時に被災された皆さんへの募金活動を行い、8万8千円余の義援金が集まりました。この金額については、後日、寄付されることになります。
結成総会へは、約700人、642世帯が参加しました。3月12日には津波の影響で水釜地域のみなさんが避難せざるを得ず、結成総会の広報等が十分できない状況でしたが、多くの原告のみなさんに参加していただきました。植民地のような基地運用が許されている現状を打破するために、裁判を提訴し、裁判勝利に向けて運動を強化していくことが確認されました。会の最後には、結成総会宣言、スローガンを採択し、運動への取り組みを確認しました。
結成総会宣言 “基地被害をなくし、静かな夜を取り戻すために” |
結成総会スローガン 一、午後7時から午前7時までのすべての米軍機の飛行及びエンジン調整を禁止せよ 一、午前7時から午後7時までの爆音を65デシベル以下にせよ 一、国は周辺住民の健康被害、生活妨害を認めよ 一、日米両政府は基地被害を根絶せよ 一、静かな夜を取り戻すためがんばろう 一、裁判闘争勝利のため、法廷闘争に参加しよう 一、すべての原告は、嘉手納支部に結集し、団結しよう |
裁判提訴延期を伝える琉球朝日放送(映像はこちらをクリック)の映像の総会の様子は3月13日の嘉手納支部の結成総会です。)