春季大会もいよいよ大詰めを迎えた。昨日(29日)にはべスト8のうち4校が決まった。
前原高校が王者興南高校を倒してベスト8に進出した。スコアは次のとおり、8回コールドゲーム。高校野球の怖さである。コールドゲームについて、先に、「私が見てきた経験では当日の緊張感、相手投手との相性、試合の流れ等が左右して、いつの間にか終わってしまうことも多い。」と書いたが、春夏連覇の実績に裏付けらた実力があっても、このような結果になることがある。恐るべし高校野球である。もちろん、興南を破るだけの実力を前原が持っていたからこれだけの結果が出たことは間違いない。日頃の練習の積み重ねはもちろん大事だが、その実力を本番で発揮できるかどうかが結果を左右するのである。この試合の結果は県内高校野球のレベルが拮抗していることを意味する。
今後は前原高校が今大会の台風の目となることが期待される。気負うことなく実力を発揮してもらいたいと思う。今日(30日)の試合でベスト8が出そろうことになる。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
前原高校 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 | 8 | |
興南高校 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
美里高校 | 4 | 久米島高校 | 1 | 首里高校 | 4 | ||
浦添商業 | 5x | 糸満高校 | 6x | 宮古高校 | 7x |