米海兵隊岩国基地所属のAV8Bハリアーによるフレア誤射後の経過である。
①謝罪なく「トモダチ」アピール フレア誤射、米海兵隊報道発表(琉球新報)
②フレア誤射 再発防止求め抗議決議 嘉手納町、沖縄市両議会(琉球新報)
フレアの誤射について、在沖米海兵隊報道部は誤射についての謝罪どころか、誤射は上空約760メートルで、基地周辺地域に何ら危険性が生じていないと説明。その上、東日本大震災の友達作戦による災害支援を強調した。つまり、震災支援をしているのだからこれくらいは甘受しろと言わんばかりの対応である。
実戦配備により様々な攻撃機器を備えたハリアーから誤射されたという前代未聞の事故にもこのような対応である。沖縄は戦場ではない。住民が生活する場所である。その上空で誤射しておきながら、結果として被害が生じなかったことを良いことに、このような説明をするのは住民無視も甚だしい。周辺自治体議会の抗議決議は当然である。自治体が何ができるのか。周辺住民に何ができるのか。更に大きな行動に出る必要がある。