4月27日に仲井真知事と会談したレビン委員長は、翌28日北澤防相と会談した。その内容については次のように報道されている。北澤防相は「沖縄の政治状況は厳しいが、日米間の合意を着実に履行するという姿勢で臨む」と強調し、レビン委員長は「普天間問題が進呈しないのはすべての利益に反する」と述べたという。
政府は相変わらず「辺野古移設」にこだわり続けているが、辺野古案が実現不可能であることは誰の目にも明らかだ。
7,8日には北澤防相が来沖する。目的は「沖縄県知事との意見交換及び宮古島分屯基地視察等」(防省HMより)となっている。報道によれば、辺野古基地建設工程について仲井真知事に説明する予定という。しかし、県外移設を求めている仲井真知事がそれを受入れる可能性はない。
【報 道】