1972年5月15日に祖国復帰を果たした沖縄。それから39年が経過した。米国施政権下の生活から脱却し、米軍基地の一部返還は実現したものの、米軍基地の重圧は以前として残ったままだ。嘉手納・普天間両基地の機能強化、爆音等の被害が激化する中、普天間基地移設問題が大きくのしかかる。辺野古移設か?嘉手納統合か?・・・
沖縄の民意はそのいずれでもない、普天間飛行場の県外・国外移設、そして、沖縄の基地負担の軽減が沖縄の民意だ。沖縄の民意の実現に向けて、宜野湾市役所を出発した平和行進の列がどこまでも続いた。
普天間飛行場を囲むように、南コース、北コースを行進した参加者が、大会会場の宜野湾海浜公園屋外劇場には集結した。その数3200名。屋外劇場は参加者で埋め尽くされた。
沖縄の民意は、まちがいなく、実現に向けて歩んでいることを確信しました。