ゲイツ米国務長官の後任となるパネッタCIA長官は、議会での公聴会で証言し、レビン軍事委員長らが提案している嘉手納統合案についても検討することを示唆した、と報道されている。同時に、「何年もこの状態を続けることはできず、長期的な解決に向け断固とした決断が必要だ」との認識も示しており、15年も動かなかった普天間飛行場移設問題の解決について意欲を示した。
普天間飛行場移設問題については、今月末にも予定されている2+2において移設期限が撤回される予定である。 これによって、移設計画は頓挫する。当然、嘉手納統合案には沖縄は反対である。しかも、移設問題の最中にオスプレイ配備が検討されている。いずれも沖縄が受入るはずもない。パネッタ新国務長官はどのような解決策お持ちなのか。注視していく必要がある。
【報道】
在日米軍再編:普天間移設 次期米国防長官、嘉手納統合案に議会で慎重姿勢(毎日JP)
次期米国防長官、軍再編計画検証の考え(YOU TUBE TBSNEWSi)
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