6月12日には北沢防相の“辺野古移設V字案計画・オスプレイ配備容認発言”が沖縄の怒りを買い、嘉手納町では普天間飛行場の嘉手納統合案反対の町民集会が開催されていた。ところがその2日前である6月10日には国頭村安波地区で、経済振興を条件とした基地建設・普天間飛行場の受入案が賛成多数で可決された。
これに対して、国頭村議会は、14日の6月定例会で、「米軍普天間飛行場の代替施設受け入れ(安波案)の安波区民総会での『受け入れに向けて政府と交渉すること』採決の実行を凍結することを求める声明」を発表した(琉球新報より引用)。安波地区の案に対しては、宮城村長は、すでに、反対を表明している。