就任わずか9日後に辞任した松本復興防災相。その発言内容に注目が集まっているが、私自身もTVで報道された場面の中で、「今の最後の言葉はオフレコです。いいか、書いたらその社が終わりだから」という部分が気になっていた。そこに焦点をあてたのがウォール・ストリート・ジャーナルのこのコラムだ。
・・・今回の松本氏の「オフレコ発言」が発せられた時、当初は地元のテレビ局だけが報じ、それがじわじわと広がったようだ。つまり、他のメディアはこの一方的なオフレコ宣言に従ってしまったということらしい。こんな態度が、発言者の勘違いを育んできたことにそろそろ気づかなければならない。ただし、当の地元テレビ局の「勇気ある」行為を英雄視する声があると聞くが、本来これが当たり前なのであって、あまり特別扱いすることには違和感を持ってしまう。・・・ (詳細はこちらをクリック【日本版コラム】松本前復興相の発言騒動、本当に問題なのはどの部分か(ウォール・ストリート・ジャーナルHMへ飛びます) |
このコラムから何が見えてくるのか。情報の受け手の側も賢くならなければならない。そんな思いを持った。