公明党沖縄県本部は、7月10日に仲井真知事と懇談した新世紀の安全保障を確立する議員の会のメンバーである佐藤衆議院議員に対し抗議し、同氏が謝罪したとの新聞記事が7月13日付琉球新報に掲載された。内容は次のとおりである。
佐藤氏発言に抗議 「ねじれ解消」で公明県本 普天間飛行場の名護市辺野古への移設を推進する超党派議員連盟が11日に那覇市内で開いた会見で、公明党の佐藤茂樹衆議院議員が県外移設を求める県本部との政策の違いについて「ねじれを解消したい」と発言し、辺野古移設に理解を求める考えを示したことについて、公明党県本は12日、金城勉幹事長が党本部と佐藤氏本人に対し、電話で抗議した。佐藤氏からは「理解が足りなかった」との謝罪があったという。 金城幹事長は県本が6月に党所属国会議員を招いて開催して安全保障に関する勉強会に佐藤氏が参加していたことに触れ、「沖縄の訴えを中央の政策に反映させてもらいたいと取り組んできたが、実情を全く理解していない。東京にいる感覚での発言だろうが、とんでもないことだ」と強く批判した。 |
沖縄の民意を理解しようとしない姿勢には明確に抗議の意思を示さなければならない。佐藤氏からは「理解が足りなかった」との謝罪があったというが、沖縄の現状、基地負担軽減の民意については、まだまだ理解されていないことが明らかになった。
今後、更に沖縄の民意を発信し続けなければならない。