7月21日、民主党の岡田幹事長は、2009年の政権交代の際のマニュフェストの中の未だ実現できていないことについて、国民に対して謝罪した。実現できていない理由として、財源確保等についての見通しが甘かった等の理由を上げた。今後については、歳出の見直し等を徹底し、財源確保に努めるとともに、東日本大震災の復興策との関わりで、優先順位を見極める必要があると述べた。
今回の民主党の岡田幹事長の発言は、現在進行中のマニュフェスト検討委員会の検証作業の中間報告的なものであること、そして、この方針にしたがって、2週間後には正式な報告がなされる予定であるという。(岡田幹事長の記者会見はこちらをクリック(USTREAMへ))
また、菅首相も昨日(7月22日)の国会で、同旨の発言した。
こんな日本に誰がした、との感想と、民主党を選択した自分自身の後悔の念が交錯する。“これが私たちが望んだ日本なのか”の特集が月刊文芸春秋4月号に掲載されたが、その心配が、今、現実のものとなってしまった。極めて憂慮すべき事態である。
マニュフェスト反故宣言をしてしまった民主党。今後何をするか分からない。
菅首相の辞任はもちろん、早急に総選挙を実施しなければならない。