沖縄県金武町にある米軍の金武ブルービーチ訓練場(クリックすると沖縄県HMへ)。訓練については、「基本的には着陸帯(ヘリパッド)で実施する」とした合意があるにもかかわらず、ヘリパッド以外での離発着訓練が行われている。『与那城直也並里区長は「訓練場所を1カ所にして負担軽減になると思っていた。(ヘリパッド以外でも)ずっと訓練を続けるのではないか」と危ぐした。』(7.27沖縄タイム紙)と報道されており、爆音被害に悩まされている地域住民の抗議の声が上がっている。
また、「基本的には着陸帯(ヘリパッド)で実施する」とした合意自体が文書化されず、単に口約束に終わっていることにも非難の声があがっている。文書化されていないのだから、約束が履行されているか否かの検証作業を沖縄防衛局が行っているのかも疑わしい。
すべてが米軍優先の運用実態。これが沖縄の現実である。
ヘリ訓練制限 日米合意文書なかった(2011.7.28沖縄タイムス)
「合意」認識にずれ ブルービーチのヘリ訓練制限(2011.7.28琉球新報)