野田新政権が発足した。しかしながら、早速個々の大臣が勝手なことを言いだした。
厚生労働大臣に就任した小宮山氏はたばこ1箱あたりの値段を「700円くらいまで引き上げるべきだ」と述べ、これに対して、安住財務相が「たばこ税は財務省の所管だ。」と不快感を述べた、という。
ところが、安住財務相は財務省の訓示で「申し訳ないが、この1年は10年分働くつもりで頑張って」と述べ、激務に耐えるように求めた、と報道されている。これに対して小宮山厚生労働大臣が噛みついたとの報道はないが、安住財務相の間違いを正すのが小宮山厚生労働大臣の仕事ではないのか。
何が間違いなのか。民間会社で、社長が社員に対してこのように発言することが許されるのかということである。
更に、安住財務相は、菅氏が財務省時代に取り組んだ定時退庁でデートができる職場作りを「私は率直に言って逆だ」と否定したという。
民主党政権が目指す国作りの行く末に危険な匂いを感じるのは私だけだろうか。