昨日(10.13)、仲井真知事と会談した北沢前防相は普天間飛行場の辺野古移設について「どんな困難があってもやり抜いていく」と発言した。
その意味するところは何か。
沖縄の現状は、仲井真知事が繰り返し述べるとおり、沖縄の民意は県外・国外移設であり県内のいかなる地域への移設は認められない。このような現状における北沢前防相の発言は沖縄への脅しにも聞こえる。民主党政権がこれだけ謝罪し、お願いしてもだめなら、後は強固突破でもするということか。
かつて米軍が銃剣とブルドーザーにより、土地を収奪したように。
今の日本において、北沢前防相のような、地域の民意を無視した暴言が許されるのか。「どんな困難があってもやり抜いていく」という脅しとも取れるような発言を、昨日まで防相を務めた政治家が言い放つとは驚きである。
北沢前防相は直ちにこの発言を撤回すべきである。