第3次嘉手納基地爆音差止訴訟の第2回口頭弁論期日が、昨日、1月19日(木)午前11時、那覇地方裁判所沖縄支部で行われました。
今期日では、戦前戦後を通じた嘉手納基地の成り立ち、すなわち戦前の日本軍収用に始まり、戦後の米軍統治下の銃剣とブルによる収奪。そして、復帰後も強いられる基地負担の現状等まとめた準備書面を裁判書に提出しました。
嘉手納基地の爆音被害を語るとき、基地建設のための土地収奪の歴史は極めて重要です。嘉手納基地の成り立ち事態が違法行為により出発しており、そこから派生する基地被害への怒りが今回の訴訟の根源であることを国に示すことは重要です。
また、裁判の事前集会においては、喜納民主党県連代表代行による嘉手納統合案に対する抗議声明が決議されました。
新川団長は事前集会のあいさつの中で、(喜納氏について)沖縄市で生まれ・育った、しかもかつては参議院をも務めたことのある人間がこのような案を提案することは言語道断であると厳しく糾弾しました。正に、原告団全員の思いを代弁しています。
様々に政治状況が変化する中で、嘉手納基地爆音差止訴訟団の運動は極めて重要です。
裁判の勝利に向けて団結して頑張りましょう。