普天間飛行場の辺野古移設に向けて、沖縄防衛局が県に提出した環境影響評価書についての専門家によるアセス審査会は、昨日2月8日、評価書で示された内容では周辺の生活・自然環境等を保全することは不可能であるとの答申を県に提出した。アセス答申の骨子は以下のとおり(本日付沖縄タイムス紙より転載)。
アセス答申骨子 ・事業実施区域周辺域の生活環境および自然環境の保全を図ることは、不可能 ・評価書段階でオスプレイ配備が記載されたことは、アセスの手続き上、適切とは言い難い ・環境保全措置の内容が十分でなく、効果の程度も不明。環境影響の回避・低減に係る評価は十分とはいえない |
昨年末に夜襲搬入された環境影響評価書の内容を完全否定する内容となった今回の答申。県はこれを受けて、知事意見を提出することになる。知事意見の内容に注目である。
環境保全は「不可能」=辺野古アセスで知事に答申−沖縄審査会(時事ドットコム)