安里前市長の辞任に伴う宜野湾市長選挙は、明後日、2月12日投開票される。立候補しているのは前市長の伊波洋一氏と前県議の佐喜真淳氏。
投開票の直前8日には、日米両政府は普天間飛行場の辺野古移設と海兵隊移転・嘉手納以南の米軍基地の返還を切り離して実施すると発表し、事実上辺野古移設案が破綻したことを示した。
仲井真知事、アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会、そして稲嶺名護市長の訪米が、米国にとって沖縄の現状を直視する契機となり、大きな山が動き出した。
12日に迫った宜野湾市長選挙は、この動きを確かなものにするためにも、極めて重要な選挙である。
「沖縄県民をないがしろにする日本政府に対して、今回の選挙でしっかりとNOを突き付けよう」と主張する伊波洋一候補。
「我われ責任ある世代がしっかり前を向いて新しい宜野湾市を造っていく」と主張する佐喜真候補。
その選択を誤ってはならない。