今日3月22日付沖縄タイムスの記事である。北中城村でも普天間飛行場を離着陸する米軍機の爆音が激化しており、深刻な問題となっている。同村では沖縄防衛局に調査を依頼したが環境基準値ぎりぎりの数値(W値70.7)であり住宅防音工事の助成基準(W値75.0)を下回っているとの結果が公表されたという。以下は同紙からの抜粋である。
北中城村の新垣邦男村長は21日、米軍普天間飛行場を離着陸する米軍機の騒音問題が村内でも深刻なため、新年度以降、沖縄振興一括交付金を活用した村独自の騒音測定調査の実施に向けて県と調整していることを明らかにした。・・ ・・・新垣村長は「とりわけ大城、荻堂、安谷屋集落(の住民)から騒音を何とかしてほしいという切実な要望がある。村独自で何らかの対応をやっていきたい」と述べた。 同村は騒音問題を沖縄防衛局に訴え、同局が2010年6〜12月に大城集落で調査を実施。うるささ指数(W値)は70.7で、住宅防音工事の助成基準(75.0)を下回っているとの結果が公表したが、村民からは苦情が絶えない。 |
米軍機の爆音による被害は、北中城村のみならず広域化している。
嘉手納基地でも夜間・深夜・早朝を問わない爆音、ここ最近は特にヘリの爆音が激化している。
沖縄全体による監視体制を取らなければ、沖縄全体が基地化するのではないかとの危機感を抱くのは私だけではないだろう。
住民の声を挙げ続けることが重要である。