昨日、3月30日午前10時30分、普天間爆音訴訟団(普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団)が提訴した第2次普天間基地爆音訴訟。その元凶である普天間飛行場。同飛行場を視察した当時のラムズフェルド国務長官は「世界一危険な飛行場」と称した。その状況についての映像を掲載した。
2.普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校運動場からの映像
3.普天間飛行場騒音実態映像
4.戦闘機飛来で爆音 普天間の騒音 過去最大レベルに
防衛省沖縄防衛局は、平成8年に日米間で締結された騒音防止協定を、米軍が遵守しているか否かの検証作業するのは不可能として、地域住民の生命・健康を守る義務を放棄している。それどころか、騒音防止協定の内容について米軍は遵守しているとする立場であると明言している。外務省も同様である。
第1次普天間爆音訴訟控訴審判決において、福岡高裁那覇支部は、過去の嘉手納基地爆音訴訟で、これまで「司法判断が3度も示されているのに、抜本的な対策を講じていない上、自ら定めた環境基準も達成していない」として、国の姿勢を厳しく指摘した。
今回の訴訟においては、更に踏み込んだ司法判断が出されることを、心から期待したい。