今日(4.6)付け琉球新報に信じられない記事が掲載された。嘉手納町内にある2小1中の入学式当日(4月10日)に飛行訓練を計画しているというのである。
嘉手納基地、入学式当日に飛行計画 議員が中止要望(琉球新報)
4月10日は、午前に屋良・嘉手納両小学校が、午後には嘉手納中学校の入学式が行われる。
爆音による学校行事の妨害はこれまでも、何度も繰り返されてきた。先月の屋良・嘉手納両小学校の卒業式にも爆音が鳴り響き、保護者や学校関係者らの大きな怒りを招いた。
昼間はもちろん、夜間・深夜・早朝におけるエンジン調整や離発着等による爆音による環境破壊が日常化している現状を受けて、先月30日には嘉手納町PTA連合会が田中防相や嘉手納町長宛て要請を行った。その席でも、入学式は静かな環境で児童生徒の門出を祝うことができるように米軍機の離発着・エンジン調整を控えるよう要請したばかりである。ちなみに、卒業式や入学式等の日程は年度当初に米軍に伝達されているはずである。
にもかかわらず、飛行計画を実施する予定であるという。大きな怒りを感じる。
運行制限ではなく、飛行・エンジン調整等をすべて中止すべきである。
【田中防衛大臣あて要請書】
平成24年3月30日 防衛大臣 田中直紀 殿 嘉手納町PTA連合会会長 伊敷 猛 嘉手納町立 屋良幼稚園・小学校PTA会長 照屋唯和男 嘉手納小学校PTA会長 谷久知博幸 嘉手納中学校PTA会長 福地義広 子どもたちの教育環境の保全を求める要請書 私ども嘉手納町PTA連合会は、嘉手納町内に存する2小学校、1中学校のPTAで構成する組織です。子どもたちの健やかな成長を願い、教育環境を保全することをPTAの使命として活動しておりますが、昨今の嘉手納基地から発生する爆音及び排気ガス等の状況は、子どもたちの教育環境と呼ぶにはあまりにも酷い異常な状況です。昼間の爆音もさることながら、夜間・深夜・早朝におけるエンジン調整・充電・離発着等による爆音による環境破壊が日常化しています。 子どもたちの教育環境保全の立場から、下記の事項について要請します。 記 ①航空機の離発着回数を制限すること ②航空機のエンジン調整等はすべて消音施設等(サイレンサー)を使用するか、住民地域から離れた滑走路東側で行うこと。 ③午後7時翌午前7時までの間、爆音を発生させるすべての航空機の飛行活動及びエンジン調整等を行わないこと。 ④航空機・ヘリコプター等すべての機種の飛行にあたっては、住民居住地域上空は飛行しないこと。 ⑤航空機等の排気ガスが民間地域へ流出しないようにすること。 ⑥入学式や卒業式、運動会、学習発表会等の学校行事が開催される場合は、航空機等の離発着及びエンジン調整等の爆音を発生させないこと。 ⑦その他爆音及び排気ガス等の発生を抑制し子どもたちの教育環境の保全に努めること。 |
【嘉手納町長、教育委員長宛て】
平成24年3月30日 嘉手納町長 當山 宏 殿 嘉手納町教育委員会委員長 吉田定信 殿 嘉手納町PTA連合会会長 伊敷 猛 嘉手納町立 屋良幼稚園・小学校PTA会長 照屋唯和男 嘉手納小学校PTA会長 谷久知博幸 嘉手納中学校PTA会長 福地義広 子どもたちの教育環境の保全を求める要請書 私ども嘉手納町PTA連合会は、嘉手納町内に存する2小学校、1中学校のPTAで構成する組織です。子どもたちの健やかな成長を願い、教育環境を保全することをPTAの使命として活動しておりますが、昨今の嘉手納基地から発生する爆音及び排気ガス等の状況は、子どもたちの教育環境と呼ぶにはあまりにも酷い異常な状況です。昼間の爆音もさることながら、夜間・深夜・早朝におけるエンジン調整・充電・離発着等による爆音による環境破壊が日常化しています。 子どもたちの教育環境保全の立場から、防衛省、外務省及び米国政府等の各関係機関への働きかけ・要請等を行い、下記事項の実現に向けて御尽力いただきますよう要請します。 記 ①航空機の離発着回数を制限すること ②航空機のエンジン調整等はすべて消音施設等(サイレンサー)を使用するか、住民地域から離れた滑走路東側で行うこと。 ③午後7時翌午前7時までの間、爆音を発生させるすべての航空機の飛行活動及びエンジン調整等を行わないこと。 ④航空機・ヘリコプター等すべての機種の飛行にあたっては、住民居住地域上空は飛行しないこと。 ⑤航空機等の排気ガスが民間地域へ流出しないようにすること。 ⑥入学式や卒業式、運動会、学習発表会等の学校行事が開催される場合は、航空機等の離発着及びエンジン調整等の爆音を発生させないこと。 ⑦その他爆音及び排気ガス等の発生を抑制し子どもたちの教育環境の保全に努めること。 |