2012年度定期総会が、昨日5月28日(日)午前10時、うるま市石川会館大ホールで開催された。
総会は、仲宗根副団長の開会のあいさつで始まり、新川団長があいさつした。同団長はこれまでの運動に感謝するとともに、更に運動を進めていくこと、そして、第3回口頭弁論の「甘受発言」の糾弾など、沖縄差別の国の姿勢を許してはならないと訴えた。続いて登壇した池宮城弁護団長も、沖縄差別の現れである「甘受発言」を許してはならず、次回法廷で徹底的に糾弾していくと約束した。
来賓として、東門美津子沖縄市長、照屋寛徳衆議院議員、山内徳信参議院議員、山城博治沖縄平和センター事務局長、石川元平普天間爆音訴訟団副団長のみなさんを迎え、原告団の運動を、強く・熱く・激しく進めていこうとの連帯のあいさつがあった。
総会では、新聞報道にもあるように、今後、対米訴訟(米国を被告としての訴)を提起することが確認された。そして、2011年度の活動・決算、2012年度活動・予算が承認され、いよいよ新たな年度がスタートした。
総会の最後には、総会宣言、総会スローガンが採択され、新川団長の「がんばろう」三唱で幕を閉じた。