今日6月29日付沖縄タイムスに、オスプレイ配備に関する興味深い記事「米議会 オスプレイ調査検討」クリックで同記事へ)が掲載された。以下は同記事からの抜粋である。
・・議会が08会計年度・・までに予算を承認したのは126機分、・・うち12機は事故や故障などの報告・・、議会側は海兵隊の保有数を114機とカウント・・。しかし、09年会計年度の米海兵隊航空計画には同機の保有数は71機・・。・・米会計監査院は、保有数に含まれていない43機分のデータ詳細の開示を要請。 しかし、海兵隊側が応じなかったため、下院監査政府改革委員会が同年5月に配属基地名や保有状況などの詳細を公聴会で明らかにするよう再度要求。しかし、海兵隊側が再び拒否したため委員長は公聴会を延期した上で、海兵隊幹部らに召喚を示唆するなどの強硬策を講じた。 ・・・ ・・当時の状況について議会関係者は、本紙の取材に対し、「保有数が不明で公聴会を開くというのはかなり珍しく、議会が独自に調査したなかでは、破損などの報告を避けるため、訓練などでダメージを受けた機を倉庫に保管し、未報告としていたなどという海兵隊員らの情報もあった」などと話した。・・」 |
オスプレイ43機の所在が不明というのはどういうことか。破損報告を避けるために故障機材を倉庫に保管したまま未報告としたというのであれば、事故隠しの疑いさえも生じる。今後の展開に注目である。