9日、海兵隊所属のMV22オスプレイが、機体の一部にトラブルが発生したとして、米国内の民間空港に緊急着陸していたことが分かった、と報道されている。
以下はNHK NEWSWEBからの抜粋である。
・・「オスプレイ」が、機体のトラブルを理由に、ノースカロライナ州の民間の国際空港に緊急着陸していたことが分かりました。 ・・パイロットは着陸前に空港の管制官に対し、機体の一部に問題が発生したとして、空港当局に不測の事態に備えて態勢をとるよう要請したということです。・・けが人はいなかったということです。 “防衛省が問い合わせ” 藤村官房長官は記者会見で、「報道で緊急着陸があったことは承知している。詳細は不明だが、こうした緊急着陸や予防着陸はオスプレイに限らず、さまざまな航空機にあることで一般的な事例だと理解している。防衛省が、念のため、アメリカ政府に問い合わせをすると聞いている」と述べました。 |
この事故に対する藤村官房長官の「理解」には驚かされる。このような緊急着陸は、さまざまな航空機にあることで「一般的な事例」だというのである。
今年に入って2度の墜落事故を引き起こし、にもかかわらず米国が沖縄配備を進めようとしていることに対して、8月5日には「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が開催されるという現状においてもなお、「よくあることですから」との認識を示したのである。
まさに米国の言うがままの、追従姿勢。
こんな政府のために、沖縄が危険にさらされる事態を許してはならない。