防衛省がまとめ、29日に公表されたオスプレイ事故報告書に対して、沖縄県内すべての政党が反発、オスプレイ配備反対の声を上げている。以下は29日付琉球新報からの抜粋である。
許すなオスプレイ配備。オスプ配備阻止あるのみ!!!
県内政党コメント | |
自民党県連 | 野田政権の対米姿勢に失望 パイロットの操作ミスとの米軍の調査結果をそのまま追認した野田政権の対米姿勢に失望した。これはオスプレイ配備に向けたアリバイづくりであり、拙速に配備だけを急ぐやり方に怒りを込めて反対する。 |
社民党県連 | 米追認で全く信用できない。 防衛省は独自の原因調査もせず、米側の報告を追認・踏襲する内容で、全く信用できない。オスプレイ配備を強行するためのアリバイづくりだ。社民党は県民の命と安全を守るため配備阻止に全力を挙げる。 |
共産党県委 | 米国言いなり 安全は詭弁 墜落事故を繰り返す欠陥機、オスプレイを安全だというのは詭弁(きべん)だ。防衛相が再び米国言いなりで県民を説得に来るとは言語道断。県民の命、安全を脅かすオスプレイ配備を島ぐるみの闘いで必ず断念させる。 |
公明党県本 | 相次ぐ事故は否定できず 副操縦士の操縦ミスとの米国の報告を追認し、安全確認できたかのごとく発表しても相次いで起こった墜落事故は否定できない。当初の目標である普天間の危険性除去はどうなるのか。普天間配備は断固反対だ。 |
社大党 | 米国へ従属姿勢示しただけ 事故調査と結果は米政府の報告を追認するためのアリバイづくりで米国に対する従属姿勢を示したにすぎない。墜落事故が多発する米軍機を危険と主張できず、県民、国民の命を守れない国は主権を放棄している。 |
政党そうぞう | 防衛相は米軍にのみ配慮 調査結果は納得できず、政府は複合的に検証する必要がある。森本防衛相は、国民の安全安心ではなく、日米安保における米軍への対応のみ配慮を示す。このような認識しか持たない大臣はその任に値しない。 |
民主党県連 | 機体に問題あること証明 ベテランパイロットでさえ墜落事故を招いてしまうという事実が機体の安全性に問題があることを証明している。県民総意で反対している配備計画は容認できるものではない。県民大会を通してノーを突き付けよう。 |