オスプレイ、またも緊急着陸。今年7月9日にもノースカロライナ州の海兵隊のニューリバー航空基地所属のするオスプレイが、基地から約80キロ離れた空港に緊急着陸したばかりだ。
二度の墜落事故に続いて、相次ぐトラブルによる緊急着陸。しかも、今回は市街地の空き地への緊急着陸だ。普天間飛行場は住宅密集地のど真ん中に位置している。飛行場周辺にはヘリが緊急着陸できるような空き地などない。こんな状況下で配備など許されるはずがない。
7月の緊急着陸について、日本政府の対応は次のように対応した。藤村官房長官は、緊急着陸や予防着陸は様々な航空機にあることで、オスプレイに限らない。念のため問い合わせる、と述べ問題にしない姿勢を示し、森本防相は、別に事故が起きたわけではないと問題視しないとした。
しかし、今回はそうはいかない。3カ月の間に二度も民間地域に、しかも、今回は市街地への緊急着陸である。
普天間のみならず、日本へのオスプレイ配備は不可能だ。日本政府は毅然として米政府に告知すべきである。
オスプレイ緊急着陸 米ノースカロライナ 燃料漏れか(琉球新報)
オスプレイ 警告の表示で緊急に着陸(NHK NWESWEB)
【今年7月9日の緊急着陸】