2012年09月19日

オスプレイ配備阻止 惨憺たる内容のオスプレイに関する日米合同委員会覚書@〜内容は既に形骸化〜

 今日19日午前、森本防相と玄葉外相は、そろって記者会見し、オスプレイについて、政府として「危険と考える根拠は見いだし得ない」として安全宣言を発表した。キチガイ沙汰だ。
 安全宣言の根拠となって日米合同委員会の協議結果・覚書は外務省HMに掲載(クリックで同HMへ)れているが、その内容たるや惨憺たるものだ。

オスプレイ配備に関して次のように取り決めたとしている。 
(1)米軍施設上空等おける運用等
@飛行する際の侵入及び出発経路はできる限り学校や病院等の人口密集地を避ける
A移動の際には、可能な限り水上を飛行する
B午後10時から翌朝6時までの間はオスプレイの活動は運用上必要と考えられるものに制限される
C夜間訓練飛行は在日米軍の任務の達成、又は飛行要員の練度維持に必要な最小限に制限される
D部隊司令官はできる限り早く夜間飛行終了させるよう最大限の努力を払う。
E合衆国政府は、シュミレーターの使用等により、周辺コミュニティへの影響を最小限にする
Fオスプレイは米軍の施設及び区域内においてのみ垂直離着陸モードで飛行し、転換モードで飛行する時間をできる限り限定する
G日米両政府は、日本国内の沖縄以外の場所で飛行訓練を行う可能性を検討する意向である。

米軍施設以外における運用等
@オスプレイの乗組員は訓練空域等の障害物や危険物について定期的に報告を行う
A同乗組員は、訓練航法経路を定期的に見直し、検証する。・・住民に与える影響を最小限にするため、これらの経路の位置は、時間の経過とともに修整されう得るものである。
B合衆国政府は、公共の安全に妥当な配慮を払ってオスプレイの飛行運用を実施する。
C合衆国政府は、公共の安全に妥当な配慮を払ってオスプレイの飛行運用を実施する。
D合衆国政府は、週末及び日本国の祭日における飛行訓練を、米軍の運用即応態勢上の必要性から不可欠と認められるものに限定する。
Eオスプレイは、飛行の際、地上から500フィート以上の高度で飛行する。ただし、運用の安全性を確保するために、その高度を下回る飛行をせざるを得ないこともある。

しかし、いずれの制限規定にも、『できる限り、可能な限り、運用上必要と考えられるもの、必要な最小限、最大限の努力』等々、米軍の恣意的運用を認める文言が付されている。これでは平成8年に締結された騒音防止協定と同じである。今回の覚書も既に形骸化している、としか言えない。

posted by 福地行政書士事務所 at 15:56| 許すなオスプレイ配備