海軍兵による暴行事件により、米兵の午後10時以降の夜間外出禁止令が出されている中、読谷村で、酒に酔った米兵が付近住民の住宅に侵入し、中学生を殴ってけがを負わせた。犯人の米兵は3階の窓から飛び降り、けがをして軍内の病院に収容された、という。
【電子号外】米兵、中2に暴行容疑 飲酒し住居侵入 深夜外出禁止中(琉球新報)
米軍の綱紀粛正はこの程度。沖縄の怒りはさらに大きくなっている。
さらに、基地内に逃げ込んだ被疑者の身柄の引き渡しを受けるのは容易ではない。第1次裁判権は米軍にあるという日米地位協定の壁だ。
この状況に、わが国の外務大臣は何と言ったか。以下は本日付沖縄タイムスからの抜粋である。
・・玄葉光一郎外相は会見で・・米兵の身柄引き渡しを要求するかどうかに関しては「事実関係を詳細に確認したい」と述べるにとどめた。(共同通信) |
午前1時に自宅で就寝中の中学生の安全さえも守れないこの国の外務大臣。
最低でも「即時に身柄の引き渡しを要求する」と言うべきだ。
この事件、ただでは済まされない。