11月2日深夜に発生した、読谷村での米空軍兵による住居侵入・中学生殴打事件。酒に酔った米兵が住宅に侵入し、就寝中の中学生に暴行を加え、さらに室内をめちゃくちゃにし、室内にあったテレビを破壊した。
この事件を受けて野田首相は「あってはならない」事件と発言し、玄葉外相も「言語道断」だと厳しく避難した。
室内にいた男子中学生は全治1週間の傷害を負った。
もし、在室していたのが女性だったら、もし女子生徒児童だったらと考えると身の毛がよだつ程の恐怖を覚える。
この事件が、極めて凶悪な事件であることは明白であり、日本政府は、直ちに身柄の引渡しを求め、日本の警察・検察が厳しく被疑者を追及し、取り調べるべきである。
にもかかわらず、日本政府は「身柄の引渡要求はしない」としている。なんたる弱腰外交。
日本政府は、沖縄に住むすべての日本人の命と人権を守る姿勢を示すべきである。そうでなければ、沖縄と日本政府の溝は、本当に、埋め難いほどに深く、深刻な事態を招くことになる。
中学生、全治1週間のけが=飲酒後侵入の米兵暴行で−沖縄・読谷(時事ドットコム)