今朝の新聞報道を見て驚いた。以下は今日(1月18日)付琉球新報からの抜粋である。
『1957年の「砂川事件」で、米軍駐留を違憲とした東京地裁判決(伊達判決)を破棄した田中耕太郎最高裁長官(当時)が、マッカーサー駐日米大使(同)と会談し、「(伊達)判決は全くの誤りだ」との判決の見通しを示していたことが17日、米公文書から分かった。 |
判決の前に、司法権の最高責任者である最高裁長官が、米国に対し、伊達判決は最高裁で破棄されますからご安心をと説明していたというのである。
ベストセラーになっている孫崎享氏の「戦後史の正体」では、政財官マスコミ界において対米追随派が支配してきた歴史が記載されているが、今日の報道によれば、司法も、また、同様だったことが明らかにされた、ことになる。
これは大事件です。
砂川事件:最高裁長官「1審は誤り」 米大使に破棄示唆(毎日JP)
最高裁長官「一審は誤り」 砂川事件、米大使に破棄を示唆(神戸新聞NEXT)
砂川事件「一審は誤り」 最高裁長官 米に破棄示唆(東京新聞)
最高裁長官「一審は誤り」 砂川事件、米大使に破棄を示唆(河北新報)