沖縄県内すべての市町村首長・議会議長等が携えた、オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設を断念を求める東京直訴行動が、27日、28日に渡って実施された中、地元沖縄ではオスプレイ訓練の激化により、住民の怒りが爆発している。
1月24日、宜野座村城原区の大嶺区長ら区の代表7人が沖縄防衛局を訪れ、激化する訓練に抗議し、訓練の中止及びヘリパッドの撤去をを求めた。これに対して、沖縄防衛局は次のように対応した。
【1.25付沖縄タイムス 宜野座村城原区、ヘリパッド撤去求めるより(クリックで同HMへ)】:・・対応応した防衛局職員は「地元にもう少し配慮していただけないかと米側に申し伝えている」としつつ、「米軍は安全保障という大きな枠組みの中で駐留しており、防衛局として着陸帯の撤去や訓練の中止を申し入れることは難しい」と区の要請に応えられない考えを示した。・・ |
ところが、その翌日以降も訓練は同様に続けられた。
オスプレイ配備に関する合同委員会合意など無いも同然の状況に沖縄の怒りは、各地で頂点に達している。
2月2日は安部首相が来沖し、仲井真知事と会談するという。東京直訴行動と同様の怒りを安部首相に示す機会としなければならない。
オスプレイ、宜野座城原で最高値98デシベル(沖縄タイムス)〜・・オスプレイ2機は25日午前10時ごろから約35分間にわたり、ヘリパッドで8回ほど離着陸し、集落上空で旋回を繰り返した。その間、民家では90デシベル以上の騒音が断続的に計測された。同区の大嶺自孝区長らは訓練の即時中止とヘリパッドの撤去を求めて、28日に沖縄防衛局に再抗議する。〜
宜野座村城原区 オスプレイ訓練中止訴え(QAB 動画)〜・・防衛局を訪れた城原区の大嶺区長は、住民地域近くのヘリパッドで、オスプレイの訓練が激化していると指摘。それにより、住民は不安と苦痛を与えていると訴え訓練の即時中止とヘリパッドの即時撤去をアメリカ側に申し入れるよう求めました。沖縄防衛局側は「撤去とかヘリパッドの中止については、沖縄防衛局の方から米側に申し入れる立場にない」と話し、城原区行政委員は「米軍が城原に迷惑をかけているにもかかわらず、それを(米側に)言えないということはどういうことですか」と質しました。防衛局側は「米軍には地元に配慮するよう申し入れている。防衛省にも28日の申し入れは伝えたい」とだけ答えました。・・〜