今日2月2日、仲井真知事との会談のため、安部首相が来沖する。報道によれば、会談は那覇市内のホテルで行われ、冒頭のみ公開されるが、後は非公開。公開となれば、首相は辺野古移設、オスプレイ受入を求め、知事がこれを否定することになり平行線の会談になる。非公開となれば、互いの本音、落とし所について話し合うことになるのだろう。
今回の会談の目的について、ネット報道によれば「民主党政権で壊れた沖縄との信頼関係の構築」を目的としていると指摘されている。
しかし、信頼関係を構築するためには、沖縄の民意に応えることが必要であり、普天間飛行場の辺野古移設やオスプレイ配備受入を求める安部首相の姿勢は、沖縄の民意の対極にある。このような状況下で沖縄との信頼構築などあり得ない。
自民、公明 与党2氏、県内移設反対(琉球新報)〜自民党県連・翁長政俊会長と公明党県本の糸洲朝則代表・・のインタビュー・・。・・、翁長氏は「県外移設要求は県連の公約で県民との約束。県連が手のひらを返すことはできない」と述べ、糸洲氏は普天間問題やオスプレイ配備を「差別やいじめと言わざるを得ない。政治的駆け引きで揺れる現状にない」と主張。県内移設に反対する立場を明確にした。・・〜
安倍首相来県/沖縄は「質草」ではない 犠牲の連鎖を断つときだ(同 社説)
安倍首相、きょう仲井真知事と会談=就任後初の沖縄訪問(時事ドットコム)〜・・首相は・・予算案に沖縄振興費として前年度を上回る3000億円超を計上したことを説明。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題でも意見交換するとみられる。首相は今回の訪問を機に、民主党政権時代にこじれた政府と沖縄の信頼関係を再構築し、普天間移設の進展につなげていきたい考えだ。〜
安倍首相、就任後初の訪沖へ(日テレNEWS)〜安倍首相は、知事との会談で普天間基地の移設問題や沖縄県の振興策などをめぐって意見交換したい考えで、民主党政権の3年間で悪化した信頼関係を再構築するための第一歩と位置づけている。〜