今日2月2日、仲井真知事との会談のため、安部首相が来沖した。会談は那覇市内のホテルで行われ、冒頭のみ公開されたが後は非公開。どのようなやり取りが行われたのか。
公開された冒頭のやりとりでは、まず、安倍首相に花束が贈られ、両者がにこやかに握手し、その姿を報道陣に公開した。両人の親密度を見せつけた。ところが、続いてのやりとりでは、仲井真知事が沖縄の民意の実現を、普天間飛行場の県外移設を求めたのに対して、安倍首相は日米合意の実現に理解を求め、辺野古移設を推進する考えを示した。双方の主張は平行線をたどり、噛み合わない。本来なら交渉決裂といったところだ。ところが、その後の会談は非公開となった。
沖縄は、沖縄の民意を、声を挙げて主張し続けるのみである。。
会談後の記者会見について、時事ドットコム(安倍首相、沖縄寄りアピール=普天間打開は見通せず)は次のように報道している。
・・「まずはこの3年間で失われた国と沖縄県の信頼関係を再構築することから始めたいとの思いでやってきた。知事と私の個人的な信頼関係はつくることができたのではないか」。会談後、首相は記者団に満足げに語った。 |
総理就任後初の沖縄訪問 普天間移設で理解求める(13/02/02)