今日(2月23日)付沖縄タイムスに、昨日那覇市内で実施された孫崎享氏の講演会の記事が掲載された。以下は同記事からの抜粋である。
沖縄子どもを守る女性ネットワーク(糸数慶子共同代表ら)は22日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで「戦後史の正体」を出版した元外交官の孫崎享氏を招き、講演会開いた。・・普天間飛行場の移設問題では「どう米国と対じしていくか根本が問われている」とし、対米従属傾向が強まっている現状を懸念した。 孫崎さんは、米国のヘリテージ財団が昨年11月にまとめたリポートで、尖閣問題で悪化した国民感情や安倍晋三首相の保守的な考えを、米国が同盟深化に利用するよう提言している点を紹介。防衛費増大や集団自衛権の柔軟解釈など、米国が望む方向に政府が動いており「対米従属がより強くなっている」と指摘した。 一方、尖閣問題では・・「棚上げが沈静化につながる。棚上げをやめて緊張すれば喜ぶのは誰か」などと話し、日中の緊張が米側の利益になることを示唆した。 ・・ |
オスプレイの配備撤回を求める9.9県民大会実行委員会は昨日解散したが、今後は組織の在り方等見直し、オバマ大統領への直訴行動等を実施していくという。
問題は、孫崎氏の指摘する「どう米国と対じしていくか」である。
日本政府任せでは何も変わらないことがこれまでの経緯の中で明らかになった。民主党でも自民党でも結果は同じこと。
ならば、沖縄独自の行動が必要だ。
二度と沖縄を戦場にしない、基地の削減、の沖縄の民意を実現するために、沖縄ができることはすべてやる。その決意が必要だ。