オスプレイに関する県への、沖縄防衛局から回答に対する疑問③〜低周波音に対する回答の無責任さには唖然とするばかり〜
低周波音の人体に与える影響については、深刻な健康被害を生じさせるとされている(参考当HM記事基地周辺の爆音調査結果(学校他))。
ところが、今回の回答の中で、沖縄防衛局は「評価指針」には移動発生源からの低周波音苦情には適用されていないと指摘し、今回のオスプレイ配備に伴う低周波音については必要に応じて、今後対応するとのみ答えるに留まっている。
つまり、固定された機体から発生する低周波音については対応するが、オスプレイ等の移動する航空機等からの低周波音については対応しない。今後問題が発生したら対応するとしているのである。
極めて無責任な姿勢と言わなければならない。
低周波音に関する、沖縄防衛局の回答は以下のとおりだ。詳細は沖縄防衛局HM(クリックで同HMへ)で確認できます。
固定発生源(ある時間連続的に低周波音を発生する固定されて音源)から発生する低周波音については、低周波音問題対応についての「評価指針」が示されていますが、航空機の飛行を含む交通機関等の移動発生源からの低周波音苦情には適用しないこととされており、移動発生源からの低周波音についての基準は存在しないことから、MV-22オスプレイの飛行等により発生する低周波音については、必要に応じて、今後、実態を把握した上で、対応を検討していきたいと考えております。 |